防湿庫に生き残った Super Takumar 55mm F1.8 を呼び起こす

Canon EOS 5D Mark III / Asahi Optical Super-Takumar 55mm F1.8
写真

先日、会社のEC撮影用にCanon 5D Mark3を買った。

EF50mm F1.8 STMもセットで。

評判通り、値段の割によく映る。

あまり現行のレンズを使わないせいもあって正直驚いた。

35cmまで寄れるからモデルカットも物撮りもコレ1本で撮れる。

費用対効果、半端ない。

AFが遅いなんてインプレもあったが全く気にならないレベル。

コレも古いレンズばかり使っているからだろう。

 

さて、タイトルのレンズだが、、

数年前に売るなり譲るなり一斉処分したM42マウントのレンズだったが、貰い手がつかず捨てるに捨てられずで幾つかが防湿庫に眠っているのを思い出した。

そのうちの一つがこのタイトルのレンズ。

中古市場で最も出回っているレンズといっても過言ではないだろう。

そんなレンズを改めて使いたくなった。

 

5D Mark3のEOS→M42のアダプターを調達する。

安定のRayqual

物が届いて早速試してみる。

ピント合わせは、、

ファインダーを覗いたところ、思ったほど悪くない。

Rectaflexよりマシ。

適当に家の中で撮ってみる。

やはり現行のEF50mm F1.8 STMよりも彩度、コントラストが低く、いわゆるオールドレンズらしい描写。

古いといっても60年代のレンズなのでコーティングもあり特に支障はない。

スタメンの戦前のレンズ達よりも全然モダンな写り。

早速、日課の朝散歩に持って行ってみる。

全てJPEG撮って出し。

ピクチャースタイルもニュートラルで初期設定のまま。

 

どうだろうか。

個人的にこの柔らかい描写は好みだ。

色味もノスタルジー。

5D Mark3のセンサーとの相性も悪くないようだ。

 

正直、予想以上に好みの描写で嬉しくなってしまった。

少し使い込んでみて、また気になったところをインプレッションしてみようと思う。