UCL リヴァプールVSナポリ グループC第6節

大混戦の”死の組”グループC

勝たなくてはいけないリヴァプール。

ホームで思いっきりぶつかっていくことが予想される一戦。

ナポリホームでは0-1で敗戦。

プレミアでは今シーズン未だ無敗だが、CLでは既に3敗を喫している。

明るい要素としては、サラーの調子が上向いてきている事だろう。

昨年のプレミア得点王、前節ボーンマス戦でハットトリック。

マン・オブ・ザ・マッチが決定していたが、これを拒否。

この試合、ミルナーがプレミア500試合目だった。

これを彼に譲り、チームとしての強い絆と関係性の良さが感じられる。

 

一方、ナポリ。

100戦練磨のカルロ・アンチェロッティ。

試合前、これは自分への挑戦だと語った。

バイエルンでの悔しい思いを払拭したいとの気持ちから、思いっきり戦いたいと。

このグループC、おそらくリヴァプールとパリが勝ち抜けるというのが大方の予想だっただろう。

もちろんナポリにも優秀な選手は多くいるが、その2チームには更に素晴らしい要員が多く揃っている。

そういった意味ではさすがアンチェロッティ、よくここまでチームを作ってきた。

ナポリは同点でも勝ち抜けが決まるが、自分たちの良さをしっかり見せて勝って、勝ち抜けを決めたいと敵地に乗り込んできた。

 

前半、やはり立ち上がりから激しくいくリヴァプール。

調子の良いサラーにボールが集まるがその都度クリバリがしっかり対応。

スピードでも負けていない。

この2人のマッチアップに注目したい。

立ち上がりから全く勢いを緩めないリヴァプール。

34分、サラーが右サイドでボールを受けると一瞬のスピードでクリバリを剥がし右足でクロスと見せかけてシュート。

角度はなかったが、キーパー・オスピナの股を抜きゴール。

1-0 リヴァプール先制。

前半はこのまま終了。

気合いを見せた、リヴァプール。

ナポリはあっぷあっぷしていたが、なんとか1点で凌いだといったところだろう。

リヴァプールの寄せが早く圧も高い。

ワンタッチ、ツータッチでボールを離さざるをえない。

攻めどころが無いナポリはどうするのか。

 

お互いにメンバー交代無しで後半がスタート。

後半も立ち上がりからガンガンいくリヴァプール。

全力で2点目を取りに行く。

対するナポリを同点でも良いので1点が欲しい。

ファン・ダイクとクリバリ。

世界最高レベルのセンターバックが両チームにいるが、局面で高いレベルの仕事をするだけでなく、攻撃にもしっかり参加している。

ナポリにとってまだ1-0というのが生命線。

2-0になると、おそらく諦める選手が出て一気に畳み掛けられるだろう。

67分、メルテンス→ミリク

高さを使えるか。