きょう30日は「絵本の日」

各地で開催中の「絵本とわたしの物語展」。

会場には、絵本が生まれた時代や当時の暮らしぶりが再現され、好評を博している。

手にとって読める約250種600点の作品の中には大人が楽しめるコーナーも。

 

近年、絵本は子供だけのものではなくなった。

多くの大人向け絵本が出版され、中高生や高齢者の読み聞かせの実践例も注目を集めている。

 

静岡のある高校の野球部は県大会の3、4回戦止まり。

そこで練習に加え、新たな試みとして「絵本の読み聞かせ」を始めた。

当初は皆、戸惑ったが、読んだ後は気持ちが伸びやかになり、集中力も増した。

イメージトレーニングの力も養われ、平常心で試合に臨めるようになったチームは、県大会で準優勝という快挙を(村上淳子著『本を読んで甲子園へ行こう!』ポプラ社)

後に甲子園出場も果たした。

 

もちろん読み聞かせや読書だけで技術は向上しない。

だが、内なる創造性や主体性が引き出され、飛躍のきっかけになったのだろう。

絵本セラピスト協会の岡田建信代表は「いつのまにか癒されたり、何かにハッと気づかされたりします」と、絵本の効果を強調していた。

 

多忙な時ほど、優れた本や絵本に触れ、みずみずしい感受性を育みたい。

きょう30日は「絵本の日」。