”エル・クラシコ” リーガ・エスパニョーラ第10節 バルセロナvsレアル・マドリード

欧州サッカー

試合前から話題になっていたのはやはり「メッシ、ロナウド不在のクラシコとは?」

そして、ロペテギ監督の去就問題。

ロペテギ監督の試合前記者会見では記者から

「今回のクラシコにあなたのクビがかかっていると思いますか?」

と鋭すぎる質問がぶつけられ、日本ではあり得ないような一幕があったりもした。

まあ当のロペテギ監督もそれに飄々と答えていたんだが、、、

公認候補としてチェルシー前指揮官アントニオ・コンテの名前が挙がっている。

バルサ等のぼくだが、ユーベ時代からコンテ監督の大ファンである。

アンチ・レアルだがコンテ・レアルになった場合、自分の感情の予測がつかない。

まあ何れにしても非常に興味深い話題である。

 

試合は前半立ち上がりからホーム・バルサがゲームをコントロール。

11分には左サイドを突破したジョルディ・アルバが中のコウチーニョへ正確なグラウンダーのクロス。

それを確実にゴールへ蹴り込んで早くも先制。

見事な崩しにカンプ・ノウが湧く。

4試合勝ち無しのレアル。

ロナウドの穴が浮き彫りになっているように見えた。

 

更に30分、

ボックス内でスアレスをチェックに行ったヴァランがVARの末PKを献上してしまう。

それをスアレス自ら蹴り確実にゴール。

 

なんだか下を向きがちなレアルの選手たち。

前からプレスをかけるわけでもなく、

ビルドアップの起点となるブスケツを抑えるわけでもなくチグハグさが目立つ。

元気がないというか覇気がないというか。

前半は2-0バルサリードで折り返す。

 

レアルの後半の入りに注目。

バランとルーカス・バスケスが交代。

中盤を5枚にしてカゼミーロがリベロ気味のポジショニング。

アンカーにクロース。

システム変更したレアルに対応できないバルサ。

 

後半5分、

主導権を握り返したレアルが左サイドから崩してマルセロのゴール。

1点を返す。

 

その後もしばらくは完全にレアルペース。

バルサは対応できていなかった。

バルベルデ監督は何か手を打たないとズルズルといきそうな展開になってきた。

 

後半24分にラフィーニャ→ネルソン・セメイド

後半29分にコウチーニョ→デンベレ

バルベルデ監督たまらずメンバーチェンジで修正を図る。

 

その直後、後半30分、

中央でボールを持ったデンベレから右サイドのセルジ・ロベルトへ、

クロスにスアレスが頭で合わせてゴール。

均衡したせめぎ合いの中、大きな追加点。

バルサ3-1

 

更に後半39分、

自陣からラングレンのロングフィード、それをセルヒオ・ラモスがトラップミス。

セルジ・ロベルト奪ってスアレスへ。

スアレス技ありループシュートでゴール。

スアレス、ハットトリック達成。

 

その後、アルトゥールとビダルが交代。

87分、一人で左サイドを崩したデンベレが中へクロス。

ボックス内で待ってたビダルがヘディングで押し込み、途中交代で入った2選手で追加点を奪取。

バルサ5-1

レアルの駆け引きを粉砕。

 

相手が打った手を自分たちで修正したうえに上回ったバルサ。

5-1 完勝。

 

前半は完全にバルサペースでレアルどうなっちゃうんだろうって感じだったけど、

後半は見事に修正して起死回生。

しかし長くは続かず、バルサに攻略されてしまい終わってみれば大差がついた。

メッシ不在でもしっかり大一番を快勝。

スアレスにボールを集め、エース不在なりの攻撃パターンでレアル相手に大量得点。この勝利は大きな経験値になったと思う。

対するレアルはいまいち攻撃の形が定まっていないように見えた。

やはり絶対的エースの抜けた穴は大きかったと言われても仕方のない状況。

監督の去就問題も含め、誰の目から見ても課題の多さが露呈してしまった。

個人的にはコンテ新指揮官が有望かと。

ハードワークを信念に持つ監督と、持ち前の個の力がうまくミックスすれば強いチームができるだろう。

 

バルサは首位キープ。

レアルは直近5試合で4敗1分け、泥沼状態。

ロペテギ監督の去就がメディアを騒がせることになるだろう。