打ち合い、点の取り合いが予想されるビッグマッチ。
依然好調と言ってもいいリヴァプールに対し、やはり守備に不安のあるアーセナル 。
エメリ監督が指揮をとるようになってどう変わったのか。
どう変われたのか。
優勝候補たち上位チームに挑戦する権利があるのか、そこに加わっていけるのかが試される大事なホームゲーム。
しかし、ケガ人の多いアーセナル。
厳しい台所事情の中、右太ももを痛めていたベジェリンが間に合ったのがせめてもの救い。
試合は、前半アーセナルが良い形をつくるシーンが多く見られる。
アーセナル、オーバーワーク気味？
このハイテンションが後半までもつのか。
リヴァプールもファン・ダイクの惜しいシーンが2回。
しかしいずれもゴールならず。
前半は両チーム決定機があったがゴールレスで折り返し。
前半のハードワークがどう響いてくるのか、
ベンチメンバーを使いB〜Cプランが監督の中でどれだけ用意できているのかが問題になってくる。
後半に入り、依然アーセナルがやや優勢といった印象。
しかし61分、マネが左サイドを持ち前のスピードで攻め上がりクロスを入れる。
それにミルナーが合わせてゴール。
絶対に浮かせない！といった気持ちの込もったようなシュートだった。
リヴァプール先制。
均衡が破れた。
先にエメリ監督が動く。
68分、ムヒタリアン→イウォビ
73分、オーバメヤン→ラムジー
81分、コラシナツ→ウェルベック
3枚全てのカードを切った直後82分、
交代で入った左サイド・イウォビの見事なラストパスからラカゼットが同点弾を決め振り出しに戻す。
エミレーツ・スタジアムが湧く。
リヴァプールはシャキリがフィルミーニョの交代で入る。
アーセナルサポーターの歓声が凄い。
物々しい、少しゲームが動きそうな雰囲気。
アディショナルタイム94分、マティップをサラーと交代。
勝ち点１を取りにいくクロップ。
そのまま試合は終了。
アーセナル が上位チームに挑戦する権利があるのかどうなのかを推し測られるゲームだったが、しっかりその力がある事を示せた結果だった。
リヴァプールはセンターバックのファン・ダイクが攻守にわたり存在感がすごかった。
セットプレー以外でも、見事なトラップからアーセナル・ゴールを脅かすシーンが何度もあった。
フィジカルだけでなく足元もある。
コンディションの良さがうかがえる。
個人的に今後最も注目したい選手の一人だ。
最近のコメント