イタリア紙は、マンチェスター・シティもレオナルド・ボヌッチに熱視線を送っていると報じている。
ユヴェントスはアヤックスの若きキャプテン、デ・リフトの争奪戦を優位に進め、既に獲得を目前に控えているという報道も出ている。
もしデ・リフトの加入が実現した場合、ボヌッチがユヴェントスを去る可能性が高まっている。
ボヌッチをめぐっては、パリ・サンジェルマンがすでに代理人との接触を開始しているが、ジョゼップ・グアルディオラ率いるマン・Cも獲得に乗り出したようだ。
コンパニが抜けたCBの補強だろう。
しかしここで思うのが、動き出しの遅さだ。
コンパニの退団はシーズン中に決まっていたはずだ。
頼れるキャプテンシー、ヴァンサン・コンパニはサポーターにも愛され長年クラブのために働いた功労者だ。
戦力としてだけでなく、チームの精神的支柱として唯一無二の大きな存在だったのは言うまでもない。
最も大事な補強箇所だったのではないだろうか。
もちろんボヌッチも素晴らしい選手だが、プレミアでの経験はなく32歳という年齢も気になる。
どちらかというと、パリSGの方が合っているような気もする。
グアルディオラは2016年にもボヌッチの獲得を熱望しており、年俸800万ユーロ(約10億円)と好条件のオファーを提示したが、ボヌッチはユヴェントス残留を決断していた。
だが現在の事情は当時と大きく異なる。
デ・リフトが加入すれば、新シーズンのレギュラー11名から漏れる可能性があるためだ。
ユヴェントスは移籍金を引き上げてボヌッチを引き留めることはせず、5000万~6000万ユーロ(61~73億円)のオファーが届いた場合は、クラブ財政のために売却に踏み切るとみられている。
ユヴェントスは今夏、早い時期からしっかりと補強に動き出していた。
来季こそビッグイヤーを獲るためだろう。
来シーズンのユヴェントスの戦力アップは言うまでもない。
もし、デ・リフトだけでなくポグバまでも本当に獲得できたとしたら、相当な戦力アップだ。
但し、サッリがフィットすればの話だ。
セリエのサッカーを熟知しているとは言え、果たしてどうだろうか。
意外にそこが微妙な気がするのは自分だけだろうか。
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