近年はフルームに次ぐ優勝候補として名前が挙がりながらも、なかなか勝てなかった。
コロンビアのナイロ・キンタナ。
まず、ティボー・ピノとロメン・バルデと大きく違うのはチーム力があるという事。
今年もアレハンドロ・バルベルデとミケル・ランダとトリプルエース体制。
そこを支えるアシスト陣が強力である。
特に今年は2週目、3週目と続くピレネー、アルプスの厳しい山岳ステージで、このアシスト陣が活躍するシチュエーションがあるはずだ。
そして、彼は高地コロンビア出身という事で山岳ステージではアドバンテージがある。
3週目に調子を上げてくるという事で知られる男だけに可能性は十分にあるのではないだろうか。
しかし、ここで1つ懸念材料があるとすればランダの存在だ。
強力なチームメイトではあるのだが、調子次第ではランダ・エースという事になり兼ねない。
あとは先日のクリテリウム・デュ・ドーフィネでもあまり調子が良くなさそうだった。
チーム事情も含めなかなか予想が難しい。
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